夫婦関係修復に向けて
毎日、二人だけの時間は一日何分・何時間ありますか?
夫婦の不仲のはじまりは、夫婦二人で過ごしてコミュニケーションする時間の不足が引き金になることが大半です。仕事の多忙・妊娠子育て・子供中心の生活・妻の会話の単調さに嫌気がさす・生活リズムの乱れが二人のすれ違いを産み、徐々に距離が開いてくることになります。また、一緒にいてもお互いの携帯画面を見ていれば、心がここにあらずの状態なので、一緒過ごしていることには、なりません。お子さんがいらっしゃる方の家族では、お子供が起きている時間は家族の時間になります。子供が寝ていて、二人だけの時間は一日何分・何時間ありますか?
食事は一緒に
食事の時間は、唯一心が落ち着く時間でもあります。人は、苦手な人や嫌いな人と一緒に食事をすることが出来ません。しなくてはいけない場面では、食が細くなります。
そう考えると、心を開きやすい時、リラックスする時です。夫の帰宅時間が遅く食事を別々に済ませる夫婦もいるかもしれませんが、
その場合には、食事の用意をした後に、旦那様の食事中にお茶などの飲み物を飲んで、食卓を囲むのでも十分です。
離婚する夫婦の前兆として、夕食にラップがかけられて、レンジで勝手に食べてくださいと言わんばかりの状態で、一人で食事です。
離婚をしたい場合にはともかく、夫婦としての関係を築きたい場合には、工夫をしてみてください。
口には出さないが、男女は点数を付けている。
人は、心の奥底で知らず知らず点数をつけています。でも、男女では点数の付け方が大きく違うため、点数に開きがあります。人は、人に厳しく自分に甘い ものです。家族でディズニーランドに旦那様の運転で行った場合では、 旦那様の心ではどう思っているのでしょうか。
「今日、俺は家族をディズニーランドに連れて行ったから80点」 (内訳 前日から道を下調べして迷わないように行けるように準備をして、車のガソリンやタイヤの空気圧など安全も考えての事で、ディズニーで家族が行きたいアトラクションの並びなど協力したから、80点は妥当だな。)
一方、奥様は、旦那様の事をどう思っているのでしょうか。 「今日、夫はディズニーまで運転頑張ったから1点」 (家族で行きたかった場所だし、旦那も楽しんでいいたから良かった。車でないと家族でディズニーランドに行くのは大変だったから、旦那には1点あげよ。)
男性は、特別な事で多く点数を稼げると思っているけれど、女性は、普段と特別な事で点数の付け方にたいして違いがありません。 男性は、特別な事をして貯めた点数があるから、普段は頑張らないよと思っていて、女性は、普段の生活の些細な気遣いを求めていて、1点をコツコツ男性に点数を付けている傾向があります。
女性の採点方法を知る
女性は、マメな男性が好きということは、ここに繋がります。女性は、大量得点を男性につけることはありませんが、小さな気遣いに1点を沢山つけています。例えば、玄関の電球を 取り替えるのに取り外してくれたことに1点、一緒にホームセンターに行って、親身に電球を選んでくれた行為に1点、玄関の電球を取り替えるのに楽しい雰囲気で取り替えてくれたことに1点という具合に、気配りを点数の採点対象にしています。夫婦円満のコツは、男性は特別な事をする前に、妻を女性として配慮をして、小さな気遣いを心がける毎日こそが大事。
小さな気遣いの大切さを、素直にありがとうで伝える
男性は、自分の俺はやったぞという達成感が大量得点と思って、普段はその貯金を切り崩してペイと思っているので、特別な事を言い出した時には、注意です。 男性は、年齢に応じた精神年齢には達していません。だから、結婚した瞬間に旦那を育てるという子育てが始まります。 夫なんだから、大人なんだからこれくらい当たり前は、男性には通じません。心の精神年齢が達していないので、普段の生活の中で細やかな気遣いが、とても嬉しい、 特別な事を無理してするより、普段の小さな気遣いのコツコツが私は大切にされていると思える瞬間だよという気持ちを言葉に出して伝えることが大切です。男性は、 何となく理解する空気を読む能力が女性ほどないので、ありがとうの気持ちをしっかり伝えないと伝わりません。
お互いの勝手な自己採点方法が崩壊すると
お互いがお互いにマイナス点をつけるようになると、「旦那は仕事ばかりで、家族の事に関心がないから、夕食は一人で勝手に食べれば、私に対しても気遣いがないし私は家政婦じゃない。 夜遅い帰りに私は付き合ってられません寝ます。」となり、仕事が忙しくヘトヘトになって帰宅した旦那様は、「俺がこんなに骨身をすり減らして仕事してきているのに、お粗末な食事で、恩をアダで返すような態度はなんなんだ。」と、ドンドン不仲が加速していきます。
あいつが酷いことをしているだから、私はこれくらいしてもいいんだ。 あいつが感謝がないから、俺は何もする気になれない。
こんな、憎しみを抱え込んでいては、夫婦が歩みよることなどできません。「憎しみは憎しみでは消えず、ただ、愛のみで消える。」という言葉を第二次世界大戦に敗北になり、戦争での行為を世界中の国々から避難され憎まれていた日本に、スリランカの大統領が世界中に言ったことで、日本が立ち直りました。人は、未熟だから人生を歩んでいます。間違いをして当然ですが、 間違いを認めた時に、お互いに受け入れる愛がなければ、次の一歩などありません。
夫婦喧嘩や夫婦の不仲は、子供からみたら、戦争や国と国との冷戦と同じです。男女は考えることが違うから魅力的です。違いを受け入れる愛がなければ対立になってしまいます。イライラがあるかもしれませんが、自分なりではなく、相手の立場や考えに立った上で想像してみてください。
夫婦関係に現状維持はない
季節が変わりゆくように、その時に問題ない夫婦関係も目に見えない気づきにくい、ゆっくりしたスピードで変化しています。だから、現状維持や全てが同じようには成り立ちません。 小さな変化に微調整できる二人の時間とひと握りの余裕が大事です。男性は、仕事で100%を使わず、60%にして家の仕事に30%を使い、妻に5%、自分ことに5%を使う位が丁度いいです。そうすると、妻から5%のプレゼント交換があり和やかな場になるでしょう。 女性は、仕事で夢中、外に夢中になっている夫を感情で接する前に、ありがとうの部分を言葉にして表現してみてください。何でも、頑張って自分でこなしてしまうと大切にされなくなります。相手に甘えてお願いする勇気が大切にされる一歩であり、家に旦那さんの居場所を作ることにも繋がります。
離婚について
沼津相談室 | |
---|---|
所在地 | 静岡県沼津市花園町1-4フローデンスエトー2F |
地図 | Google Mapを使いたい人はこちらをご覧下さい。 |
※カウンセリングは、予約制になっておりますので、予め電話・メールにて、ご予約をお願いいたします。
申し込み窓口(沼津) | |
---|---|
電話受付(予約) | 050-3764-7441 受付時間9:00-21:00 (お客様窓口ですので営業電話・業務勧誘の方は mailにてお願いします。) |
mail受付(予約) | メール予約 受付時間24H |
その他 | お子様が小さくて外出が出来ない方や外出が難しい場合などの方に出張でのカウンセリングも行っております。 対応地域などありますのでお問い合わせ下さい。 |
お願い
※※キャンセルの申し出る場合は、3日以上前にお願いします。3日以内でのお申込みの場合には、前日(24時間)までにお知らせお願い申し上げます。キャンセル時には全額の費用をお願いしておりますので、カウンセリングの日程を決める際には無理のないご都合でカウンセリングの申込みをして下さい。