妻が欲しい言葉

年々男性のカウンセリングが増えています。
カウンセリングを受けるころには、妻から笑顔はなくなっているご夫婦がほとんどです。
出会ったばかりのころは、お互いのことを想って一日中考えているから意識しないでも自然と相手を思いやる言葉がでています。

笑顔に溢れて楽しくて穏やかですよね。

しかし、結婚して育児や家事や仕事に追われているとその思いやりがなくなるのでしょう。

男性は【解決】、女性は【共感】と言われます。

男性のカウンセリングをしていると、【解決】のためにこうしたいとかああしたいと話す方が多いです。

妻にも日頃そう話しているのでしょう。
確かに、問題解決には間違っていないのですが、解決には大前提に【共感】があると思うのです。
妻の言葉を受け止めることを多くの男性ができていません。
妻は、寄り添ってほしいとか共感してほしいのに、夫からそんな言葉はかけてもらえない。
妻は、母でもあり、女性でもあり、少し強くなったように見えるかもしれません。

実は、解決も正論も意見も求めていないのです。
改めて気づいてほしいです。

守ってあげたいなとか、この笑顔が好きだなと思って結婚したんだと思います。
【共感】がある夫婦の幸福度は高いです。
お金ではなく、プレゼントでもなく、家事よりも育児よりも、妻は【共感】が欲しいのかもしれません。
妻が作ったご飯を当然の様に食べていますね。
「うん、最高！」とあのころのように言ってみてください。
妻の表情はどうなるか見てみてください。
そこからようやく歯車がまた回りだします。

家庭の問題って、とてもクローズドですよね。
外に相談しにくいという方もいると思います。
家族だから言えることもあれば、家族だから言えないこともありますよね。
誰かに間に入ってもらおうとする方もいらっしゃいますが、世代間、異性間で価値観のズレは多かれ少なかれあるので相談相手を間違えると時には危険です。

とある事例を紹介します。

夫婦問題を改善しようといらしたご夫婦はカウンセリング中こうなりました。
【パートナーの前でついいつもの自分が出てしまう】です。

妻「あの時（数年前）こういったじゃん。言ってること違うよね。」
夫「昔のこといつまでもチクチク言ってどうすればいいんだよ。」
妻「分かってほしいだけだよ。」
夫「分かったって言ってるじゃん。」

恐らく、ふたりきりだとより灼熱しているんだろうと思います。
価値観のズレ、言いたいことや直してほしい事、お願いしたいことって一番近い存在だからこそ沢山ありますよね。

でもこれまでの伝え方でうまく伝わりましたか。

カウンセリング中のお二人を前にすると、言えばいいものではないということがよく分かります。

【どんな態度で言ったか？】
これが大きいんだと思います。
パートナーに響く、伝わる伝え方があるのです。
そのご夫婦に合う空気感でアプローチしていきます。
【夫婦磨き】ですね。

おひとりのカウンセリングより、夫婦カウンセリングを受けるメリットだと思います。

なので、普段どんなに仲が悪くても、同じ方向を向いているご夫婦なのであれば是非夫婦カウンセリングを受けてみてほしいのです。
自分たちは終わっていると思っていませんか？
磨こうとしないでいるご夫婦は光りません。

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	栃木相談室 ライフサポート夫婦相談室 栃木の最寄駅は東北線 小金井駅です。カウンセリングルームまで小金井駅西口から国道４号線方面に徒歩１７分になります。事前にご連絡頂ければ、駅までお迎えに伺えますので、お申し出ください。車でお越しの方は、駐車場がありますのでご案内します。

ご相談室以外でも、栃木県 県央・県南エリアの喫茶店・ラウンジ・ご自宅などでお待ち合わせをしてカウンセリングも行っております。

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